ムクドリ 分類:スズメ目ムクドリ科

ムクドリ 分類:スズメ目ムクドリ科

小型で黒褐色、お腹は淡い色、くちばしと足はオレンジ色をしています。「キュルキュル」「ジャージャー」「ケケケ」「ジェー」「ツィッ」と
色々な声で鳴きます

主に、市街地や農耕地、雑木林などに分布していますが、特に街中では街路樹や鉄塔、公園の草地などでよく見かけられます。数百~数万羽という非常に大きな群れで行動することが特徴です。営巣期間は3月下旬から7月までで、年に1・2回繁殖期があります。一夫一婦制。枯草、羽毛、獣毛、落ち葉などで巣を作り、薄い青緑色の卵を4~7個産みます。餌は雑食性で、主に昆虫や果実などを食べます。

ムクドリ被害

集団で行動する為、鳴き声や糞害が大きな問題となります。街中では街路樹や鉄塔、駅の屋根などでの被害が多く見られます。また工場や倉庫などの屋根の隙間などにも営巣することが多くあります。

ムクドリ対策

ネットで営巣箇所の侵入を防ぐ対策方法が一般的です。街路樹などは、木を丸ごとネットで覆う対策をすることで木への営巣や待機を防ぐことができます。